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WordPress以外の選択肢。CloudflareでWebサイトを作り、AIで更新できる環境を作ってみました

これまで私は、お客様のWebサイト制作やWordPressの設定・修正・保守などを行ってきました。

WordPressは、ブログや企業サイトを作るうえで非常に便利なCMSです。

一方で、仕事でさまざまなWebサイトを扱っていると、

「すべてのサイトをWordPressで作る必要はないのでは?」

と思う場面も増えてきました。

特に、会社案内やサービス紹介、問い合わせページ、ブログなどが中心の比較的小規模なWebサイトであれば、もっとシンプルな構成にできる可能性があります。

そこで今回、自分の技術検証用サイト「KUMA WEB LAB」を、Cloudflareを中心とした構成で実際に構築してみました。

さらに現在は、ChatGPTの「Dots」も活用し、AIを使ってサイトの更新や記事作成を継続しやすい環境を試しています。

実際に作ったサイト

今回構築したのは、私自身が運営している

「KUMA WEB LAB」

というサイトです。

独自ドメインは、

kumaweblab.com

を使用しています。

単純なHTMLだけのサイトではなく、記事を追加できるCMSとして構築しています。

主な構成は次のようになっています。

  • Cloudflare Workers
  • Cloudflare D1
  • Cloudflare KV
  • Cloudflare R2
  • Cloudflare Images
  • GitHub
  • GitHub Actions
  • EmDash CMS
  • 独自ドメイン
  • HTTPS
  • AIを利用した更新作業

Cloudflare WorkersをWebサイトの実行基盤として利用し、記事などのデータにはD1、セッション管理などにはKV、画像やファイルなどにはR2を利用できる構成です。

いわゆる一般的な「レンタルサーバー+WordPress」とは、かなり違う仕組みです。

なぜWordPressではなくCloudflareで作ったのか

WordPressには大きなメリットがあります。

管理画面が分かりやすく、テーマやプラグインも豊富で、世界中で使われています。

私自身もWordPressを扱っていますので、WordPressそのものを否定するつもりはありません。

ただ、WordPressを長期間運用する場合、

  • WordPress本体の更新
  • プラグインの更新
  • テーマの更新
  • PHPバージョンへの対応
  • データベース管理
  • 不正ログイン対策
  • 脆弱性への対応
  • バックアップ
  • スパム対策

など、継続的な管理が必要になります。

WordPressを公開しているだけで、管理画面へのログイン試行や脆弱性を探すアクセスが大量に届くことも珍しくありません。

もちろん適切に管理すればWordPressでも安全に運用できます。

しかし、

「数ページの会社案内と問い合わせフォームがあればよい」

というサイトまでWordPressを使用する必要があるのか、という疑問がありました。

そこで、WordPressを使わないWebサイトを自分で実際に運用して検証することにしました。

静的サイトの軽さと、CMSの便利さを両立したかった

単純な静的HTMLサイトにすれば、構成はかなりシンプルになります。

ただし、それではブログの記事追加や更新が面倒になります。

そこで今回のKUMA WEB LABでは、

「表示部分はできるだけシンプルにしながら、記事はCMSとして管理する」

という構成を試しています。

Cloudflareには、Webサイトの表示だけではなく、データベースやストレージ、サーバー側のプログラムを動かす仕組みもあります。

そのため、

「WordPressを入れないと問い合わせフォームやブログを作れない」

というわけではありません。

PHPを動かすためだけに一般的なレンタルサーバーを用意する必要がないケースもあります。

GitHubと連携して安全に更新

今回のサイトはGitHubでもソースコードを管理しています。

サイトを直接書き換えるのではなく、

修正
↓
確認
↓
GitHubへ反映
↓
Cloudflareへ公開

という流れにしています。

GitHub Actionsを使った自動デプロイも設定しました。

これにより、変更履歴を残しながらサイトを更新できます。

万一表示上の問題が発生した場合にも、

「いつ、どこを変更したのか」

を確認しやすくなります。

私はWebサイト制作でも、単に「表示できれば完成」ではなく、その後の更新や保守まで考えた構成を重視しています。

さらにChatGPTの「Dots」を使った更新にも挑戦

そして今回、特に面白いと感じているのがAIとの組み合わせです。

ChatGPTの「Dots」を利用し、このサイトの構成や更新方針を把握したうえで、記事作成やサイト改善を継続的に進められる環境を作っています。

従来のWebサイトでは、

「記事を書こう」
↓
「管理画面を開こう」
↓
「文章を入力しよう」
↓
「レイアウトを調整しよう」

という作業が必要でした。

AIをうまく組み合わせれば、

「この内容を記事にしたい」

というところから、文章作成、構成整理、サイトへの反映までを大幅に効率化できる可能性があります。

現在も実際に自分のサイトを使いながら検証を続けています。

AIにすべてを任せればよいという意味ではありません。

公開前の確認や、サイト全体の設計、安全な権限設定、更新方法の設計などは重要です。

特に自動化する場合ほど、

「AIにどこまで操作させるのか」

「どの権限だけを与えるのか」

という設計が重要だと考えています。

実際に作ってみると、簡単なことばかりではありませんでした

もちろん、Cloudflareに変更すればすべて簡単になるわけではありません。

私自身のサイトでも構築途中に、

  • DNS設定
  • 独自ドメイン
  • KVの設定
  • データベース
  • ストレージ
  • GitHub Actions
  • API権限
  • Cronによる定期処理
  • データベースへのアクセス回数
  • キャッシュ
  • バックアップ方法

など、さまざまな部分を確認・改善しています。

実際、定期処理によるデータベースへの不要なアクセスが多くなっていることが分かり、処理方法を見直したこともありました。

こうした経験から、

「Cloudflareなら何でも無料で簡単」

とは考えていません。

サイトの目的、アクセス数、更新方法、必要な機能を確認したうえで設計する必要があります。

これはWordPressでもCloudflareでも同じです。

Cloudflareが向いていると思うサイト

今回実際に作ってみて、例えば次のようなサイトとは相性が良いと感じています。

会社・店舗のホームページ

会社概要、サービス紹介、アクセス、お問い合わせなどが中心のサイトです。

頻繁に複雑な機能を追加しないのであれば、WordPressを使わない構成も選択肢になります。

小規模な事業者・個人事業主のサイト

「できるだけ維持費を抑えたい」

「毎月のサーバー費用を見直したい」

という場合にも検討できます。

Cloudflareには無料枠もありますが、利用する機能やアクセス量によって条件は異なるため、サイトごとの確認が必要です。

セキュリティや保守の負担を減らしたいサイト

WordPress本体や多数のプラグインを使用しない構成にすることで、管理対象そのものを減らすという考え方ができます。

AIを使って更新していきたいサイト

今後は、

「管理画面にログインして記事を書く」

だけではなく、

「AIに記事の原稿を作ってもらい、内容を確認して公開する」

という運用も増えていくと考えています。

GitHubやCloudflareと組み合わせることで、こうした運用方法も設計できます。

逆にWordPressの方がよい場合もあります

Cloudflareへの移転をすべての方におすすめしているわけではありません。

例えば、

  • 既存WordPressに大量の記事がある
  • 特定のWordPressプラグインが必要
  • WooCommerceなどを使用している
  • お客様自身がWordPress管理画面に慣れている
  • WordPress専用テーマの機能を多数使用している

といった場合は、そのままWordPressを使用した方がよい場合があります。

私は「Cloudflareへ移転すること」を目的にするのではなく、

「そのサイトにとって管理しやすい構成は何か」

を考えることが大切だと思っています。

WordPressからCloudflareへの移転も検証していきます

今回、自分自身のサイトをCloudflareで構築したことで、実際の制作・運用方法がかなり見えてきました。

今後は、

  • 新規Webサイト制作
  • WordPressからの移転
  • 静的サイト化
  • CMS機能の追加
  • 問い合わせフォーム
  • 独自ドメイン設定
  • Cloudflare設定
  • GitHubを利用した更新環境
  • AIを利用した記事更新・運用

なども含め、用途に合わせた構成を提案していきたいと考えています。

「WordPressを使わないホームページ」もご相談ください

「ホームページを作りたいけれど、WordPressが本当に必要なのか分からない」

「WordPressの更新やセキュリティ管理が負担になっている」

「レンタルサーバー代や保守費用を見直したい」

「現在のWordPressサイトをCloudflareへ移せるか調べてほしい」

「Cloudflareで新しくサイトを作ってみたい」

「AIを使って記事を更新できるサイトにしたい」

このようなご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

現在のWebサイトや必要な機能を確認したうえで、

WordPressを継続した方がよいのか、

Cloudflareなど別の構成へ変更できるのか、

それぞれのメリット・デメリットを整理してご案内いたします。

ITサポーターKUMA222では、Webサイト制作だけでなく、ドメイン・DNS・メール・Cloudflare・Google Workspaceなども含めて、Webサイト周辺の設定をまとめて確認できます。

「何を使えばよいのか分からない」という段階からでも大丈夫です。

実際の利用目的を確認しながら、できるだけ複雑になりすぎない構成をご提案します。

お店や会社のウェッブサイト作ります 初めてウェブサイトを運用する人を応援します